加害者家族のためのブログ

家族が逮捕されました。

【加害者家族】女子中高生が援助交際・少女売春を行う理由の変わり方

援助交際は何十年も前から常にどこかしらで行われており、社会問題になっています。

【青少年の悩みにこたえる】

という本を読み、過去から現在の女子中高生が援助交際を行う意味の移り変わりを紹介したいと思います。

 

 

この本は、2002年に出版された本なので、今の現状とはまた大きく変わっています。私の考えと主観を交えながら書きます。

 

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「親のための売春」から「親のせいによる売春」、そして「自分のための売春」

援助交際パパ活をしている子たちの自己評価はとても低く、周囲が豊かな社会で、親からさえ大切にされなかった存在です。

「親のための売春」「親のせいによる売春」とは、貧困のため自分自身も働かなくてはならない家庭の子が援助交際をしている場合と、親が今で言う毒親でお金を家に入れなければ追い出される子、親の借金を肩代わりする子などが少なからずいました。

また、レイプをされてしまった方、初体験を好きでもない相手としてしまい、性に奔放になりどうでもいいと考える子が多いです。

 

このような方達は自分に価値があると思えず、だからこそ自分を必要として、守ってくれる人を強く求めます。

性を通じて、少しの間だけでも、関心・温もりが得られるのなら、それで満足してしまいます。

安定した家庭を営めず、社会的技能も、学歴もなく、自分の生活を維持しなければならないとしたら、自分自身を売るしかありません。

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「自分のための売春」とは

今の自分に満足しておらず、「一歩上の自分」を目指して、自分を高く売ろうとする。

そうして「自分はやっていける」と感じている少女も多いです。

 

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援助交際の問題は、「何が自分のためになるのか」が彼女たちには本当にわかっていないことにあります。

被害者の方も、「誰にも迷惑をかけていない」「お金が欲しかったから仕方がない」と警察を突っぱねた方もいるそうです。

(突然家に警察が来て、自分のハメ撮りの顔を見せられて、「これあなたで間違いないですね?」と言われるからです。)

 

これは私の個人的な考え方ですが、被害者の方達は お金と愛と保護がほしかったのかな?と思っています。

条件付きの愛でしか愛してくれない子も多く居たからです。

(テストで○○点取れて偉いね! 〇〇の金賞取れて偉いね! など)

 

レイプされたのに、お母さんがずっと酷いことを言い続け、お母さんだけが忘れられず援助交際をしているときに被害者自身も「お母さんからそう言われ続けて辛い」と言っていたと、私の家族から教えてもらいました。

その子はレイプされたせいで学校へ行けなくなり、自分の人生がどうでも良くなってしまい、外にでかけたかと思えば援助交際をしていただけだったんです。

この子の気持ちや親の気持ちを考えただけでどうにかなりそうです。

 

私には彼女のような子を救う方法もわかりませんし、どのようなところにつなげてあげれるかもわかりませんでした。

彼女のような方を少しでも手助けできるように少しずつ勉強して学びを深めていきたいと思いました。加害者家族の私にできることはこれぐらいしかありませんが…

 

自らの性を大切にして、これからの人生をより良くなるように生きてほしいと願っています。https://twitter.com/ogino_otaku/status/1561274052777766912?s=20&t=C6O0JyCjoneAb0hx5i2gswhttps://twitter.com/ogino_otaku/status/1561274052777766912?s=20&t=C6O0JyCjoneAb0hx5i2gsw