加害者家族のためのブログ

家族が逮捕されました。

児童買春加害者のその後の生活

今日は久しぶりに近況報告をしたいと思います。

 

去年裁判が終わりました。外で一緒に暮らせています。

 

裁判の結果は具体的には話せませんが、保護観察処分でした。実刑ギリギリでした。

 

前回の記事に書いたのですが、判決結果を良く思わない被害者家族の方がネット上で嫌がらせをしてくるなどありましたが、今は嫌がらせもなく生きています。

 

ですが、裁判が終わったあとの方が大変でした。

 

裁判中はずっと将来のことや刑務所へ行くかもしれないという気持ちでいっぱいいっぱいでしたが、

 

今は裁判・留置所期間・警察から言われた言葉のトラウマで一日の生活が埋め尽くされています。

 

朝は怖いです。朝に警察がガサ入れに来たので、チャイムがなる度に動悸が止まらず苦しい気持ちで生きています。

 

外を歩けば女子中学生高校生が沢山居ます。

気を抜くとすぐ学生たちをぎょろぎょろと見ているのに気づいた時は

手を握って女子中高生に意識を向けさせないようにずっと話しかけています。

 

一日の中で何度もフラッシュバックするようで「わっ!!!」と大きな声を出します。

 

どこでも出てしまうので常に誰かから見られている状態です。

 

今の世の中は毎日色々な性犯罪で埋め尽くされています。

 

最低な考えですが、そのおかげで私の家族の件は今誰も取り上げていません。

 

もちろん、名前を検索すれば大量の記事が出てきてしまいますが、考えていても状況は変わりません。

 

過去は変えられないので未来を変えるために今一生懸命努力しています。

 

私の家族が犯した犯罪は一生許されるものでも消えるものでもありません。

 

被害者の方、被害者家族の方は一生許せないという気持ちを背負ったまま残りの人生を過ごさなければなりません。

 

児童買春被害者という傷も消えるものではありませんが、もうこれからは何の被害にも合わずに生きていって欲しいです。

 

私は、家族を責任持って更生の道を一緒に歩んでいこうと思います。